「おかいこさま」日記(1)
9月4日(月)より、年長組の子ども達が「蚕の幼虫(毛子:けご)」を育て始めました。田植えでお馴染みの「やっちゃん先生」こと藤田泰雄さんが来園され、飼育の方法を丁寧に教えて下さっています。卵から生まれたばかりの時は体長が3mmほどでしたが、毎日子ども達が桑の葉をあげてお世話をしてくれているため、現在は約3cmほどまで大きく育っています。日に日に大きくなっていく蚕を眺めては、「可愛いね!」「また大きくなってる♪」と嬉しそうな子ども達です。
「蚕のマユからは、シルクと言ってきれいな糸が取れるんだよ。人間の生活を豊かにしてくれる、とても大切な命だよ。だから、”おかいこさま”と呼んであげてね」と教えて下さいました。大切に育てた後は、マユを利用してクラフト作りにも挑戦する予定です。何を作るのかはお楽しみに・・・。
「蚕ってなぁに?」手作り紙芝居で学んでいます
シルクからは、こんなネクタイやハンカチ、靴下も作ることができます「子:へえ!すごいね」
わぁ、ちっちゃい!でも元気に動いているね(毛子の様子を観察)
マユのマンション。上手に育てると、こんなマユを作ります
まだ赤ちゃん(幼虫)だから、葉っぱは小さく切ってから与えます
「ごはんですよ、たくさん食べて大きくなってね」
「わぁ、もうこんなに大きくなってる!」
子ども達が毎日桑の葉を切って、お世話をしています
これは、やっちゃん先生が育てたサナギ。見せてくれました。クネクネ元気に動いているよ
やっちゃん先生のサナギが、とうとう成虫(蛾)になったよ!この日はちょうど子ども達のお誕生会でした。一緒に「おめでとう☆」