Menu

お問い合わせ

アクセス

教育・保育活動

SHOKUIKU

世界の食べ物の3分の1は食べられずに捨てられているという現状があります。 しかし、朝・昼・晩と1日3回食事ができることは、決して当たり前のことではありません。

幼稚園の園庭では、イチゴやトマト、キュウリやナスなどの野菜・米などを子ども達と一緒に育てています。実際に育てる経験により、その大変さや収穫の喜びを感じられる心、また様々な「人」や「物」、「命」に感謝をしながら、食べ物を大切にする心を育んでいます。

SDGs 12つくる責任 つかう責任

お米を育てたよ!

年長組の子ども達が花壇を掘り起こし、幼稚園の園庭に「田んぼ」を作りました。泥んこになりながら土と水を混ぜ、苗を植え、水が枯れないように毎日見守り、そして秋には待ちに待った収穫。

手作業で脱穀をし、できあがった白いお米を炊いて皆で「おにぎりパーティー」を楽しみました。「お米を作るのって大変なんだね」「自分で作ったお米は特別においしいね!」と嬉しそうな笑顔の子ども達です。

早く飲みたいなぁ

子ども達の手で梅の実を収穫し、洗い、爪楊枝を使ってへたを取りました。「本当に梅の実からジュースができるの?」「不思議だね」と話していた子ども達。

毎朝登園すると、「今日はどうなっているかな?」と瓶を覗き込み、「あっ!下の方に水がたまってるよ」「なんだか(梅の実が)シワシワになってきたね」「お砂糖がとけてなくなったよ」と発見の連続です。
できあがった梅ジュースは、皆で乾杯をして頂きました。

おいしそうなイチゴができたよ!

毎年、イチゴの苗を子ども達の手で植え、水をやったり、寒さ対策(藁やもみ殻を敷く)をしたり、草を抜いたり、肥料をやったりして、皆でお世話をしながら育てています。

入園したての3歳児は、「イチゴだいすき」「早くたべたいな」と言って、まだ緑色や白い色のイチゴを収穫してしまうこともあります。
「あ~っ、今採ってもまずくて食べられないよ~!」と、年中や年長の子ども達に教えてもらう様子は恒例となっていて、毎年のほほえましい光景です。4月~6月頃にかけて、おいしそうに赤く色づいたイチゴを収穫し、給食でパンが出る日にジャムを作り食べています。

毎年年度末になると、毎日給食を作って下さっている方々に、年長組の子ども達が感謝の気持ちを込めてプレゼント(手紙)を送っています。

給食は、どこで作っているの?どんな人が作っているの?と関心を寄せて知ることは、とても大切なことです。

家の人が食事を作ってくれるのと同じように、幼稚園でも自分たちのために毎日給食を作ってくれる人がいることに「いつもありがとう」・・・そんな気持ちを持てる人になってほしいと願っています。

TOP